Atmoph Window 2
Atmoph Window 2 が届いた。
簡単に言えば風景を映し続ける壁掛けディスプレイ、公式によると「窓の形のスマートディスプレイ」である。単なる風景を映すサイネージといった感じなので人を選ぶが、ホームページなどを見ると上手くプロモーションされていると感じる。
2020年7月現在、ディスプレイ自体の値段は70,000円程度で、さらに風景利用し放題とするには月々980円が必要となる。値段の意味でも人を選ぶデバイスといえる。
さて早速開封してみよう。
壁面にビス等を固定するための壁掛けガイドが同梱されている。
設定自体は簡単で、ホームページのFAQなどを見ながら行えば割とすぐに終わる。
https://atmophhelp.zendesk.com/hc/ja/categories/900000009786-FAQ-Atmoph-Window-2-
ただし、Wi-Fiと接続するまではデバイスで操作する必要があり、かつこのデバイスにタッチセンサー等がないため、たった3つの物理ボタンでカチカチと文字入力を行うのはため息が出ることやむを得ない。
アプリの使い勝手についても、アプリ画面だけを見て設定が行えるわけではなく、デバイスの画面に出てくる選択動作をスマホからできるだけなのでいまいちである。言ってしまえば、スマホはマウス的動作ができるだけなのである。何の制約があるのか知らないが残念でならない。
インターフェースに難はあるものの壁にかけられれば中々いいものである。
さてここで幾つか注意をしておかなければならない。ホームページを見てもらえばわかるが、ほとんどの機能は「開発中」なのである。パノラマも「開発中」、ライブストリーミングも「開発中」、アップロードも「開発中」、顔追従やインドアカメラも「開発中」、スマートスピーカーとの連動も「開発中」とにかく開発中なのである。
風景の買い切りプランについても「開発中」なので、商品として存在する「風景クーポン」を購入しても現在は全く役に立たない。これは注意してもらいたい。
機能追加のスケジュールは次の通りなので、興味があるのであればこのスケジュールも参照して評価してほしい。