あらかたひとりのブログ

のんびりひとり暮らししています。

Architecture 建築

古代ギリシア建築は紀元前6~7世紀に発展したと言える。

古くはレンガと木材による単純な小屋から始まり、石造りの基礎に木製の柱を並べた神殿が作られ、そしておそらくエジプトの採石と加工の技術を取り入れることでドーリア式またはイオニア式を採用した石造りの神殿が開発された。

この神殿は時とともに柱、柱頭、アーキトレーブ、フリーズそれぞれとお互いのバランスが洗練されていった。柱は曲線を描いており、目の錯覚を修正することを目的としている可能性もある。色どりは鮮やかで、青や赤、黄色など利用されていたとされる。

他の建物はゆっくりと発展した。外側に柱廊を配置して長方形の中庭を設ける方法は通常の家の配置でも採用され、円形の建物は劇場やトロスと呼ばれる建造物に限られた。