2023-09-18 Clocks 時計 OCD4-C 古代において時を知る道具は日時計であり、突起の影が平面、球面、円錐面に投影されたもので時間を読み取った。この時間とは、その地点における日照時間の12分の1であった。また春分や秋分を示す線が描かれている場合もあった。 紀元前6世紀には古代ギリシアに日時計が伝わったとされている。その後、3世紀には数学理論の発展とともに広く利用されるようになった。夜間には、容器から流れる水で時を知る水時計が使われた。紀元前5世紀のアテナイ法廷では単純な水時計が使われていた。3世紀にはクテシビオスがより正確な装置を発明し、これがビザンツやイスラム帝国時代の時計の元となった。