あらかたひとりのブログ

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Acoustics 音響学

ほとんどの、ピタゴラス学派以外のソクラテス以前の学者は聴覚の働きに関心があった。ここにピタゴラス学派は音の性質という視点を持ち込んだ(例えば管楽器の管の長さが音の高低に関係しているといった事象)。

アルキタスは衝撃により音が発生しそれが耳に飛んでくると考えた。おそらくプラトン以降、これは空気を媒介して衝撃が伝わってくるという考えに変わっていった(ストア派は水面に衝撃を与えた際の波との類似ととらえた)。