あらかたひとりのブログ

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Alcoholism アルコール依存症

古代ギリシアにおけるアルコール飲料といえばワインであり、マケドニア人を除いて通常は水で希釈されていた。ブランデーやウイスキーといった蒸留酒は発明されておらず、ビールは野蛮人のものとされた。

アルコール依存症の概念はなかったが、ホメロスはドランカーにとってワインが悩みの種であることを語らせ、ピタゴラスは酔うために飲むことは狂気に至ると信じており、プラトンはワインを飲む言い訳を探す男を書き、アリストテレスはワインの有害な影響に関心を寄せ、プルタルコスは迎え酒の悪循環を嘆いた。