あらかたひとりのブログ

のんびりひとり暮らししています。

Altars 祭壇

祭壇は、古代の宗教においては犠牲を捧げるために欠かせないものであった。

古代ギリシアにおける祭壇の主流は、神に捧げる犠牲を焼くために薪の火を灯せるものである。対照的に、英雄信仰では犠牲の血を流すことをその用途とし、また家庭ではこのような血なまぐさくない供物を捧げていた。考古学的調査により紀元前6世紀ごろの祭壇がよく知られており、それらは通常長方形であり、中には階段を上がった先に設置されていた。

神話においても現実においても祭壇は伝統的に避難場所であり、その祭壇に捧げものをした者は対象となる神によって保護された。