あらかたひとりのブログ

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Caryatides カリアティデス

ドレープをもつ女性像の彫られた柱を意味するギリシア語。(男性像の場合はアトランティデス)

ラコニアのカリアエで処女たちがアルテミス・カリアティスのために踊っていたことから名付けられたと思われる。近東に起源をもち、紀元前550年ごろギリシアに現れ、後期アルカイック期にデルフィの宝物庫で有名になった。アテナイのエレクテイオンのものが最も有名だが、記録では単にコライと呼ばれている。後年、フォルム・アウグストゥムやパンテオンハドリアヌスの別邸にその複製が飾られた。