あらかたひとりのブログ

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Armies 軍隊

ホメロスの詩においては騎兵隊は存在せず、戦車も別の舞台としては編成されておらず、兵士は槍を用いて個別に戦う集団であった。

紀元前7世紀中頃には重装歩兵が現れ、彼らがその後3世紀に渡って戦場を支配したが、マケドニアなど騎兵を重視した地域もあった。ほとんどのギリシア兵は民兵であり、装備は独自のものとなり、訓練もほとんどなかったと考えられている。例外はスパルタで、スパルタの市民は少年時代から訓練を受け組織化されていた。市民ではないペリオイコイも軍隊に所属し、別の旅団を編成していたとされる。

短いテーベの支配期間から重装歩兵中心に変化が見られ、騎兵、軽装歩兵、重装歩兵を戦術的に運用したアレクサンドロス大王の軍隊で最高潮に達した。(しかし古代ローマのレギオンと人的資源には匹敵できなかった)