あらかたひとりのブログ

のんびりひとり暮らししています。

閉じられた社会とその敵

なぜ開かれることが是とされているのか。

自由、そして民主主義が擁護されているのか。

 

自由であることは個人の欲求の追及を最大化することを正当化し、民主主義であることは個人にその権利を与えることに近しい。

 

個人の欲求の追及が小麦を、食用肉を、木材を、鉱石を、石油を求めた地球資源の簒奪を早め、土地をならし、河を灌漑し、生命を追いやり、不釣り合いなエネルギーを使い、地球環境の破壊を促進している。開かれた領域が広告と享楽で埋め尽くされている様を、あるいは感情を刺激する主張に覆われている様を、あなたは見ているはずだ。

 

まあ、ここにいる猫もまあ私の感情を刺激したから飼うことにしたのだが…

 

いやまあそうだよね、野生の猫とか捕まえられないし、品種改良がこの、シアンの可愛らしさや立ち振る舞いを決めているのだろうけど…

 

ああ、シアンっていうのはこの猫の名前で、ロシアンブルーだからそうつけたんだけどね。目が合った時に思ったね、これは。うん、はああああああ、って気分になるよね、なにこれ? いやー、最近はすごいよね、離れていても遠隔で様子が見れるものなあ。でも猫っていつも寝てない?寝すぎじゃない?

 

ん、開かれていることについて?

 

ああ、ほら、開かれていると排泄物のにおいするから、におわない袋に入れなければいけないから、ほら、閉じていることって大事じゃない? におわない袋って発明だよこれ、ポリエステルって石油の精錬と関係しているんだっけ? あ、あと爪とかもできれば出さないでほしいなあ。ソファとか壁紙をひっかく癖が直らないんだよね。爪切りは気を付けているよ、ステンレス製だったっけな? わかってる、ステンレスって鉄とかクロムとか必要なんだよね。いやー、自分で作れって言われてもきついわー。あと閉じられていること… えーっと、地球がその重力で空気を引き留めてくれないと猫の声聞こえないし。そもそも最初の細胞が外と内を分けなかったら猫という個体そのものが存在できないんじゃないかな、うん。

 

じゃあその、開かれていることはよくない、ということで。

これから猫を健康診断に連れて行かなきゃだからね。あまり普段遠出しないけど、こういう時は車があると便利だねー。じゃあ、そういうことで。