猫のいる生活 ～飼う前

猫を飼い始めて10日ほど。

ここで飼うに至った記録を残しておこう。

実はだいぶ前から猫を飼いたいなと思い本を読んでいた。

ただ今まで猫を飼ったこともなく、生き物を飼うのだという重荷があって悩んでいた。悩んではいたが、結局自分の中でのロジックとしては、生き物は尊いそれはわかるが結局現在において自分は肉を食べているわけで、あとゴキブリには身近に存在してほしくないし、ウンコもほとんど腸内の微生物らしいけど愛せないし、ごめんと。結局は人間中心なのだと。猫を飼うことに興味があるのだと。まずこれが前提であった。

そう、単なる興味なのだ。現代につながる歴史とテクノロジーの上に築かれたこの現代日本という社会に生きる意識低い系としては、猫を飼うことを退けるほどでもないと。いやまあ品種改良しすぎて病弱な猫が生まれるとか気になるし、一人暮らしで寂しさ抱えたこともないのでペットセラピー的必要性もないのだが、まあもはや趣味なのだ。

さて飼いたいとなったとき、一人暮らし男性は里親制度の利用が難しいだろうと考え、ペットショップを利用する。ペットショップに確認すると、概ね当日連れて帰ることができるとのこと。事前に猫を飼うために必要なことを調べておき、よしこの日だというタイミングに車で向かう。ペットショップで色々話を聞き、なんとなくで決定。あまり品種とか可愛さとか年齢とか気にしていなかったので、もう健康であってくれればまあいいという感覚でいると悩みもしなかった。店員から食事やトイレ、ワクチン、保険などの説明を受けて、さらに薦めるがままペットフード、餌及び水用のボウル、トイレ、猫砂、おもちゃを購入。

そうして車に猫と荷物を詰め込み、期待と不安を抱えて一目散に我が家へ。

家に着いたら猫はどんなリアクションをするのだろうか？