あらかたひとりのブログ

のんびりひとり暮らししています。

2020年4月7日、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、政府は緊急事態宣言を発令。4月11日に全国における新規感染者数が720人に達したものの、その後鎮静化。5月5日には同感染者数が120人になり、6月30日までこれを超えることはなかった。

「緊急事態宣言」という言葉の衝撃、マスクの品薄、リモートワークへの移行など正に生活を一変させたが、同時に一部の人には大きな不安を与え、多くの人には何とかなるものだという意識を与えたと思われる。

 

7月10日、緊急事態宣言発令前の全国における新規感染者数を超え、430人を記録する。7月22日には795人に達し、第一波における新規感染者数を超える。重症者数が抑えられており、経済回復が求められていたことから緊急事態宣言は出されず、かつなぜか8月7日にはピークである1605人を迎え、9月に入ると新規感染者数は600名前後で推移しだす。

すでにマスクが広範囲に広まり、「三密」をほどほどに守ればよいという意識と、重症化リスクが報道されて感染しても大したことはないものだという意識も広がりだす。

 

11月12日には新規感染者数1659人に達し、第二波のピークを越える。順調に感染者数は増えていき、昨日12月26日には3881人を記録する。重症者数も死亡者数を今までのピークの2倍を超え、かつとどまる様子はない。

多くの人には大したことがないという認識が広まり、電車やテーマパークは込み合い、リモートワークは中止される。医療関係者からの声が空しく響く。しかしながら忘年会の中止や帰省の自粛などが広がり、もはや日本政府ではなく日本人の問題であるように思われる。